札板のやわらかな曲線と
金銀のグラデーションが美しい桜蒔絵

会津の職人が丁寧に塗り上げた、漆と本金粉が美しいお位牌。
一枚一枚、大切に散りばめられた蒔絵の桜の花が、本漆によく映えます。
札板が滑らかな曲線を描き、やわらかな雰囲気を漂わせます。
上品で可愛らしい、女性に人気のお位牌です。

会津蒔絵 小紋 ウルミ塗・黒塗

※ウルミ塗・黒塗とも同じサイズ、価格です。

黒より柔らかく、朱より深みのあるウルミ色。優しい雰囲気が伝わります。
漆と本金粉で仕上げられています。本漆の吸い込まれるような深い黒が美しい。
すっきりとしたデザインで、コンパクトなスペースにもお祀りできます。
金と銀のグラデーションで桜を描きました。気品と可憐さが感じられます。
材質について
―materials―
―本漆―

漆とは、ウルシの木の幹から採取した樹液のことで、日本では縄文時代から活用されてきました。
非常に堅く強靭なだけでなく、耐水性・耐熱性・防腐性にも優れた性質を持っています。塗れば塗るほど厚さを増し、層を重ねることで色がどんどん鮮やかになります。
漆は作品になっても生き続けます。乾燥しても内部で酵素が生き続け、年数を経ると透明感が増してゆき、美しい光沢を放つようになります。「生き物」であるがゆえの独特な味わいや自然の温もりが、人を魅了させるのです。

―ウルミ塗り―

「うるみ」とは漆の伝統色で、深い赤みを帯びたこげ茶色のことです。「潤み」とも書き、漆の瑞々しい質感を例えた言葉です。
彩漆(いろうるし)の一種で、精製した漆にベンガラや赤口などの顔料を加えて作ります。黒漆よりも柔らかい印象を与え、落ち着いた雰囲気が味わえます。時間の経過とともに透明度が増し、色が冴えてくるという特徴があります。

サイズ
―size―
寸法総高台幅奥行価格(税込)
3.5寸13.8㎝6.5㎝3.1㎝20,900円
4.0寸15.5㎝7.2㎝3.4㎝23,100円
4.5寸17.4㎝8.1㎝3.6㎝24,750円
※材質の特質上、多少寸法が異なる場合がございます。